MacOS(aarch64)でKotlinからProcessing 4のP3Dモードを利用する方法

KotlinからProcessing4を利用する

ご存知の通り、KotlinからProcessingを経由してウインドウを描画することができる。

多くのサイトに書いてある、Processing4を利用する方法としてProcessing.appの中の/Contents/Java/core.js を読み込ませるというものがあるが、これだけではP3Dモードを起動できない。

解決法

まず、Processing 4.app/Contents/Java/core.jarProcessing 4.app/Contents/Java/core/ をKotlinプロジェクトのRootに作成したlibディレクトリにコピーします。


このような構造になるはずなので、このlibディレクトリにあるlib/core.jslib/core/library/gluegen-rt.jarlib/core/library/jogl-all.jarをライブラリとして追加してください。



このように配置できたら成功です。

Nativeのdylibを配置する

これで実行するとmacOS-universalに対応していないというエラーで終了してしまうので、新しくrootにnatives/macosx-universal ディレクトリを作成し、そこにlib/core/library/macos-aarch64ディレクトリの中身を移動させることで動くようになります。



以上が手順になります。

まとめ

割と簡単にP3D対応ができました。良かったです。